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公開日: 2024-04-10
更新日: 2024-10-01
【効果的なチラシ配布】折込チラシとポスティングチラシ、どちらを選ぶ?
こんにちは! ディレクターのゆきんこです!
家にチラシが届くと、何か特別な情報が載っているように感じることはありませんか?
更にクーポンがついていると、使わないと勿体ない!という気持ちになります。
WEB広告が増えてきた今だからこそ、直接「手元に届く」特別感は、消費者にとって記憶に残りやすく、強い販促効果をもたらしていると思います。
今回は各家庭にチラシを配布したいという方に向けて、主な配布方法である折込チラシとポスティングチラシのそれぞれの特長を紹介します。
当社はどちらの配布方法も対応しておりますが、お客様から最適な配布方法についてご相談をいただく機会も多いです。
今回の記事でチラシ配布をお考えの方が、折込チラシとポスティングチラシのどちらがより効果的となるのか、お悩み解消の一助となれば幸いです。
1.チラシを配布するメリット
そもそもチラシを配布するメリットは何でしょうか?
効果測定が難しいこともあり、効果がないのではないか?と考える方もいらっしゃると思いますが、実際には次のような利点があります。
① 特定の地域に情報を伝えられる
エリアを限定して配布することで、その住民に対してピンポイントで情報を届けることができます。地域イベントや店舗の宣伝に効果的です。
② 保存してもらえる
チラシは保存がしやすく、必要な情報がある場合には冷蔵庫に貼ったり、手元に置いたりしておくことができます。クーポン付きの場合、期限内に使用するために保管される方も多いです。
この2つのメリットは、「会話のネタになる」という点にもつながります。
例えば「こんなチラシが入っていたよ」といった会話を耳にすることがあるかもしれません。家庭や特定の地域に届くチラシは、コミュニティー内で共通の話題になりやすいと言えます。
また、モノやサービスの購入を検討する際にも、情報がまとめられたチラシが手元にあることで、家族やパートナーと相談しやすくなり、購入希望者の後押しをするツールにもなります。
このように、家庭へ向けた情報の告知にはチラシ配布の方が、個人の興味・関心に合わせて表示されることの多いWEB広告よりも効果的だと考えます。
それでは、チラシ配布方法として具体的にどのような手法が良いのでしょうか?
今回は折込チラシとポスティングチラシの2種類をご紹介いたします。
2.折込チラシについて
折込チラシは、新聞やフリーペーパーなどに挟んで配布されるチラシのことを指します。
その特徴は、広範囲に一斉配布が可能であることと、新聞やフリーペーパーを購読している層へアプローチできることです。
また、新聞社やフリーペーパー発行会社との契約により、地域や配布日を指定できるため、ターゲットを絞った広告が可能です。
定期的に決まった間隔で広告を打つことができ、消費者への宣伝効果が期待できます。
他の広告との競合が激しく、それらに負けない目立つデザインや独自性が求められます。
こちらの方法を採用する主な業種
・ドラッグストア
・スーパーマーケット
・アパレル系や紳士服・学生服専門店
3.ポスティングチラシについて
次に、よく利用される配布方法でポスティングチラシがあります。
ポスティングチラシは、単体で直接各家庭の郵便受けやポストに配布されるチラシのことを言います。
折込チラシとは異なり、ポスティングチラシは他の広告と混在しないため、手に取ってもらえる可能性が高いのが特徴です。
また、配布エリアやタイミングを細かくコントロールすることが可能で、よりターゲットを絞ったマーケティングが行えます。
ただし、配布には人手が必要で、配布コストが折込チラシよりも高くなる可能性があります。
こちらの方法を採用する主な業種
・宅配などのデリバリー系
・学習塾などの教育関係
・エステなどの美容関係
最近では、ターゲットに絞った配布を行うために、大型商業施設なども折込ではなくポスティングに移行されるケースもあります。
4.どちらを選ぶべき?
これまで紹介してきた、折込チラシとポスティングチラシの大きな違いとしては、配布方法と範囲、コストによる効果の違いがあります。
折込チラシは大量の人々に一度に広告を届けることが可能ですが、その反面、他の広告と競合するリスクがあります。
ポスティングチラシは各家庭に直接配布するため、他の広告と競合するリスクは少ないですが、配布には人手が必要です。
どちらの方法を選択するかは、広告の目的やターゲット層、予算などによります。
若い世代へのアプローチが目的であれば、新聞等をあまり読まない可能性が高いため、ポスティングチラシの方が目にしやすいです。
広範囲に宣伝したい場合は、予算が限られている場合は、折込チラシの方が適しているかもしれません。
これらの特性を理解し、目的に合った方法を選択することで、チラシ広告はより効果的になります。
さらに、インターネットやSNSなどのデジタルメディアとの連動も検討することで、より広い範囲に告知することが可能です。最近ではチラシアプリなどで、地域で配布されているチラシをパソコンやスマートフォンで簡単に見られるようになりました。
当社はそのようなデジタル化への手配も可能になるため、気になる方はぜひご相談ください。
5.おまけ:チラシの反響率は?
気になるチラシの反響率についてもお伝えします。
チラシの反響率とは、配布したチラシに対してどれだけの人々が反応を示したかを示す指標です。具体的には、チラシを見た人のうち、実際に問い合わせをしたり、店舗を訪れたり、サービスを利用したりした人の割合を指します。
反響率の求め方はこちら↓
例えば、50,000部のチラシを配布し、10人がチラシを見て反響があれば、
「10(反響数)÷50,000(配布枚数)×100(%) = 0.02%」という結果になります。
一般的にはチラシの反響率は0.01~0.3%と言われています。
そのため、1,000部配布した場合は、最大3件の反応があると仮定できます。
この数値をもとに、目標とする反響率の設定にご活用いただき、配布後は反響率を定期的に測定・分析することで、チラシ配布の効果を最大化するための改善方法を見つけることができます。
それでは、反応を示した人数をどのように集計すればよいのでしょうか?
冒頭で「チラシは効果測定が難しい」とお伝えしましたが、簡単に行える方法としておすすめなのはチラシにQRコードを導入することです。
チラシを受け取った方が効果測定用のQRコードを読み込むことで、なんと次のような多くの情報を収集・分析することが可能になります。
・回数…何回読み込まれたか
・日時…いつ読み取ったのか
・場所…どこで読み取ったのか(チラシを配布するエリアごとにQRコードを変更することで確認可能)
・デバイス情報…どのようなモバイル端末で読み取ったか
・行動の追跡…読み取ったあとの行動を分析
効果をより正確に把握するための強力なツールとなるので、ぜひ活用してみてください。
そして、どのような方法で行うとより効果が高くなるかを分析して、次回に繋げられるといいですね。
6.まとめ
今回の記事では、折込チラシとポスティングチラシのそれぞれの特長と選択方法や、チラシの反響率について説明しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。
- 家庭へ向けた告知はチラシ配布が効果的
- 折込チラシは低予算で一度に大量に配布できる
- ポスティングチラシはターゲットを絞り戦略的に配布できる
- 広告の目的・ターゲット層・予算から配布方法を選ぶ
- 反響率で効果測定し、次回の改善につなげる
いかがでしたか?
せっかく制作したチラシを届けるのであれば、より多くの方に手に取ってもらい、興味をもって読んでいただきたいですよね。
それぞれの配布方法の特性を知り、効果的な方法を選択していただけたらと思います。
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そんな方へ
弊社では折込チラシやポスティングチラシにおけるご相談とサポート、そしてデザイン制作から配布まで、すべて一貫してご依頼いただけます。 相談ベースでお問合せいただいて構いません。 ここでは紹介しきれなかった事例なども交えながらお客様の課題を解決します。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!