1.そもそもSDGsって？

昨今、テレビや新聞でもよく耳にする「SDGs（エス・ディー・ジーズ）」という言葉。
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標のことを指す「Sustainable Development Goals」の略です。

世界が抱える環境・経済・社会に関する17の目標と169のターゲットから構成され、地球上の誰一人として取り残さないことを誓っています。
実際にSDGsに取り組まれている企業では、コーポレートサイトに特設ページを作っている場合も多く見受けられます。
（弊社のSDGsへの取り組みについてはこちら。）
その他にも社内で取り組みを促すポスターを掲示したり、社内勉強会を開催したりと、目標達成に向けた活動が求められています。
ここまで読んで、すぐには難しい…。と感じた方がいらっしゃるかもしれません。
そんな場合でもご安心ください！
この次の内容では、手間をかけずに取り組める事例をご紹介します。

弊社は広告印刷会社のため社内に印刷工場もあり、そこでは多くの紙を取り扱っています。
紙は木から作られているものが主流であり、自然保護の観点からも森林伐採について向き合う必要があります。
そこで現在企業でも注目され、導入されているのが「FSC認証マーク」と呼ばれるものです。例えばよく行くファストフード店の紙袋や紙ストロー、はたまたお家で飾っている壁掛けカレンダーなど。
探してみると身の回りでもこのようなマークが付いている製品が見つかりませんか？
弊社では従来使用している紙をFSC認証の紙に切りかえることで、貴社のSDGs貢献のお手伝いをしています。
導入するメリットに入る前に、まずは認証マークについて知っていきましょう。

2.FSC認証紙・FSC認証マークとは？

FSC認証マークが入った印刷物は、適切に管理された森林から産出された原材料が含まれることを示しています。

（参考文献サイト：FSCジャパン https://jp.fsc.org/jp-ja）

FSC認証マークについて理解いただいたところで、企業が取り組むメリットを4つお伝えします！

• 地球環境を守ることができる

  大規模な農業開発による森林破壊が、野生動物や人々への影響だけでなく地球温暖化にも影響を与えていると言われています。
  このような問題を解決するために作られたのが「FSC認証」です。
  先ほども触れましたが、適切に管理された森林から木材や製品を作るため、環境保全に貢献することができます。

• カンタンに導入できる

  現在お使いの会社案内や製品パンフレットをFSC認証紙に切りかえるだけなので、簡単に導入できます。
  「今の会社案内をFSCに切りかえたい」と伝えていただければOKです！
  マークの記載についても表紙裏に入れる場合が多く、お客様側での申請などは一切必要ありません。

• 差別化が図れる

  世間のSDGsへの関心の高さからFSC認証紙を使用するケースも増えてきています。
  ですが、まだまだ導入している企業は多くないのが現状です。
  会社案内や名刺を切り換えることで他社との差別化を図ることができます。

• 企業アピールに繋がる

  FSC認証紙を使用すれば必然的にマークの記載ができるため、対外的にSDGsの取り組みをアピールすることができます。
  また、就活生の約2割が「SDGsに対する姿勢」を企業選定の軸にしている、という報告もあり、企業の取り組みを発信するツールの一つとなります。

  （参考文献サイト：HRpro https://www.hrpro.co.jp/trend_news.php?news_no=2129）

ここからは事例を見ながらご紹介します。

まずは会社案内です。表紙裏にロゴを入れています。
FSC認証マークには縦型と横型が存在し、標準色は、緑、黒、白の3色が用意されています。画像のようにデザインに馴染ませた形でマークを入れることができます。

その他にも、名刺やカレンダーなどが導入しやすい事例になります。
FSC認証は紙だけでなく木材でも存在するため、ノベルティで活用される場合もあります。
最近だと木のUSBメモリは特にご好評いただきました！

3.まとめ

今回の記事でFSC認証とメリットについて説明しました。
今回のポイントをまとめると、次のとおりです。

いかがでしたか？
最初に抱いていた不安は払拭できたのではないでしょうか。
まずは企業としてどんなことが取り組めるのか、考えるきっかけになれば嬉しいです！